プラチナカード別詳細

JCBプラチナの特典やインビテーション条件を解説

2017年にJCBから新登場した”JCBプラチナ”。このカードの登場によって、最上位であるJCBザ・クラスへのインビテーションルートも選択肢が増えました。

今までJCBカードのプラチナカードと言えば、インビテーション限定のJCBザ・クラスしかありませんでしたが、自分で申し込みができるインビテーション不要のJCBプラチナの登場によって「どちらを作るべきか」悩まれる方も増えています。

こちらの記事では、

・JCBプラチナの基本情報

から解説していき、

・JCBプラチナの特典

で魅力をお伝えした上で

・JCBプラチナの入会条件

・JCBプラチナのインビテーション条件

をご説明します。最後に、

・JCBプラチナの口コミや評判

などもまとめましたので、この記事1つでJCBプラチナのすべてがわかります。

JCBプラチナの基本情報

まずはJCBプラチナの基本情報から見ていきましょう。JCBプラチナについて既に知っているという人は読み飛ばしていただいても構いません。

JCBプラチナはゴールド以上JCBザ・クラス未満の中間の立ち位置

JCBプラチナの立ち位置

JCBプラチナが登場するまで、JCBゴールドカードから2種類のインビテーション限定カードがあるのみ、となっておりそれ以上のグレードのカードを作ることができませんでした。

JCBゴールド → JCBゴールドザ・プレミア → JCBザ・クラス

しかしJCBプラチナの登場によって、プラチナカードを自分で作ることができるようになったため、最上位のJCBザ・クラスを目指す人にとってはインビテーションを2回待つ必要がなくなりました

JCBゴールド → JCBプラチナ → JCBザ・クラス

今まではJCBのプラチナカードを持つためにはインビテーションを2回受けるという、途方もない時間と労力が必要となっていたのが、JCBプラチナによってインビテーション1回で済むようになる、もしくはJCBプラチナで満足される方が急増したわけです。

JCBプラチナのスペックが特に優秀

JCBプラチナは後発組のプラチナカードだけあって、現在の主流である”余計なサービスを抑えてでも年会費を下げてほしい”という要望を叶えたものとなっています。

  • 年会費:25,000円
  • 家族カード:無料
  • 国際ブランド:JCB
  • ポイント還元率:1%
  • インビテーション:不要

特典については後述しますが、一通りのサービス優待を備えていながらも年会費が25,000円と格安に抑えられているので、かなりコスパの良いプラチナカードと言えるでしょう。

JCBプラチナの特典

年会費がぐっと抑えられているJCBプラチナですが、その特典にどれだけ魅力的なものがあるのかきになりますよね。

まずはJCBゴールドとJCBプラチナ、JCBザ・クラスの3枚のカードの特典をまとめてみたのでご覧ください。

種類 JCBゴールド JCBプラチナ JCBザ・クラス
付帯保険
空港ラウンジ
専用デスク
ゴルフ優待
グルメ優待
コンシェルジュ
プライオリティパス
JCB Lounge 京都
JCBプレミアムステイプラン
グルメ・ベネフィット
メンバーズ・セレクション

JCBプラチナの年会費25,000円に対し、JCBザ・クラスの年会費は50,000円です。年会費が半分であるのに実はほとんどの特典サービスがJCBプラチナで受けられるわけなんですね。

これが人気のプラチナカードとなっている最大の理由になっています。では、ゴールドカードに付いてこないJCBプラチナ以上のカード限定の特典を詳しく解説していきます。

電話が繋がりやすいことで評判の専用コンシェルジュはもちろん完備

プラチナカードには標準と言ってもいいくらい、特典として付いている専用コンシェルジュサービスはJCBプラチナにもあります

専用コンシェルジュとは言っていますが、これは1ユーザーごとに1人のコンシェルジュが付いているわけではありません。そのため、実際にクレジットカード裏面の電話番号に掛けたけれども繋がらないなんてこともよく聞く話です。

しかしVISAのコンシェルジュはあまり繋がらないという話はありますが、実はJCBのコンシェルジュは繋がりやすさに定評があります。

時間がないときなどはJCBの専用コンシェルジュを利用してみてもいいかもしれません。

プライオリティパスが無料で付与。空港ラウンジはストレスいらずに

プライオリティパス

世界各国の空港ラウンジを利用できるプライオリティパスもJCBプラチナは特典としてついてきます。(別途、申込みが必要となるのでご注意ください)

通常のプライオリティパスは年会費とは別に毎回の利用料がかかってきますが、JCBプラチナではそれもJCBが負担してくれます。

忙しい空港での時間も、プライオリティパスを利用して有意義な時間を過ごしましょう。

京都近郊もしくは観光予定があるならJCB Lounge 京都もあり

新幹線の駅もあって訪れやすい京都では、京都駅にJCBプラチナ会員専用の”JCB Lounge 京都”が用意されています。

営業時間はAM10:00からPM6:00まで。夜は開いていませんので注意しましょう。

入り口には大きな看板があるので、すぐにわかります。

JCB Lounge 京都の入り口中にはソファーやドリンクサービスなどがあり、ゆったりとした時間を過ごせます。移動で疲れたら立ち寄って利用してみてもいいかもしれません。

JCB Lounge 京都の室内

最大級の割引が受けられるJCBプレミアムステイプランで高級ホテルに

JCBプラチナの目玉特典といえば、高級ホテルに特別価格で泊まることができる”JCBプレミアムステイプラン”です。

超一流と呼ばれるような国内の高級ホテルを、通常の予約サイトよりも大幅にお得な値段で宿泊できるようになるため、特に旅行好きの方には好評な特典となっています。

まず、泊まれる宿泊ホテルですがその時の空き状況によってプラチナデスクが厳選してくれるようですが、公式サイト上では東京だと以下のホテルが提携先として紹介されていました。

・ホテル椿山荘東京
・パーク ハイアット東京
・ハイアットリージェンシー 東京
・帝国ホテル 東京
・ザ・ペニンシュラ東京
・アマン東京
・パレスホテル東京
・シャングリ・ラ ホテル東京
・ザ・キャピトルホテル東急
・アンダーズ 東京
・ホテルオークラ東京
・ザ・リッツ・カールトン東京
・コンラッド東京
・ザ・プリンス パークタワー東京
・ホテル インターコンチネンタル 東京ベイ
・ザ・プリンス さくらタワー東京
・マンダリンオリエンタル 東京

ざっと名前を見ただけでも一流ホテルがあるのがおわかりいただけますよね。

気になる値引き額ですが、ホテルの時期などにもよりますので、詳しくはプラチナデスクに確認が必要です。しかし、概ね1.5万円~10万円ぐらいまで値引きが適用されるようなので、このサービスだけで年会費以上の元を取ることが可能です。

これだけ優れたサービスなので、なにか条件があるのではと思いますが、利用条件は以下のようになっています。

【対象】

JCBプラチナ会員を含む1名以上

【お支払い方法】

JCBプラチナでのお支払い

【利用方法】

プラチナ・コンシェルジュデスク経由でのご予約

特に不都合のある条件ではありません。また、利用回数の制限もないので、ホテルに泊まる予定がある際には積極的にプラチナデスクに問い合わせしてみるのがいいですね。

グルメベネフィットで高級レストランを大切な人と過ごそう

グルメベネフィットとは、指定レストランでのコース料金が1名分無料になるサービスです。各クレジットカード会社によって名称は違いますが、サービス内容は同じと捉えて問題ないでしょう。

利用条件は以下の通りです。

【対象者】

プラチナ会員を含む2名以上

【利用回数】

店舗ごとに規定回数あり

【利用方法】

予約3日前までにプラチナデスク経由でのご予約

【お支払い方法】

JCBプラチナでのお支払い

2名で行った場合、単純に半額となりますので積極的に利用したい特典ですね。気になる加盟店舗ですが、関東ですと、以下のお店が取り上げられています。

鉄板焼 下野
京遊膳 花みやこ
オー・ボン・ヴィヴェール
花鳥風月 花
竹林の寿司店
鮨 小野
église de
すき亭 吉寅
四季懐石 かのと山荘
翔山亭 神田淡路町店
日本料理 日本橋 花楓
アンティカ・オステリア・デル・ポンテ
翔山亭 本郷店
GINZA kansei
あわびの源太
ロドラント ミノルナキジン
鮨 銀座 天川
鮨 美寿思
Restaurant Perfumes
オーシャンディッシュクオン
翔山亭 神楽坂本館
味鉄 赤坂店
鉄板焼 蘭麻 麻布店
にしあしゃぶ 菜
寿司 はせ川西麻布店
エゴジーヌ
鉄板焼 馨
元麻布 東郷
LA FARANDOLE
マーヴェラス パラディ白金、青山外苑
葉山庵 Tokyo
リストランテ・ヒロ青山本店
青山牛彩

青山エリュシオンハウス
レストラン ランス
YANAGIDATE

Maison de Caviar
BELUGA
粋京
鉄板焼 いちか
DANZERO
Les Sens
Grandciar 葉山庵
International Cuisine
Subzero
クイーン・アリス
廣東飯店
ビストロ エルミタージュ

気になるお店がありましたら、コースの詳細などをプラチナデスクに確認してみましょう。

JCBプラチナの入会条件

とてもお得なことがわかるJCBプラチナですが、入会条件は厳しくありません。

25歳以上で、ご本人に安定継続収入のある方。
※学生の方はお申し込みになれません。

25歳以上なので、基本的には会社勤めであれば問題ないと考えられます。後ほど紹介している口コミでも、20代での取得ホルダーも多数いらっしゃるので、ぜひ一枚目のプラチナカードとしておすすめできるカードです。

JCBプラチナのインビテーション条件

JCBプラチナはインビテーションなしで作れるプラチナカードですが、インビテーションを受けて確実に作る方法もあります。

インビテーション元となるカードはJCBゴールドで、基本的には延滞などもなく2年以上の利用実績があればJCBプラチナのインビテーションが届く傾向にあります。

最上級のJCBザクラスのインビテーションのためには、JCBプラチナでの利用実績を積むことが最速となるため、JCBプラチナについてはインビテーションなしで作成することをおすすめします。

JCBプラチナをインビテーションなしで作る場合の審査

とはいえ、JCBプラチナをインビテーションなしで作る場合には、多少なりとも審査落ちの可能性も考慮しなくてはいけません。

JCBプラチナで重視される項目は以下になります。

  • 現在お持ちのクレジットカードでの延滞実績がないか
  • 直近で複数枚のクレジットカードを作成していないか
  • 現在お持ちのクレジットカードが5枚を超えていないか

3つ目のクレジットカードを5枚以上所有しているかどうかについては、8枚持っている方でも審査に通過した方もいらっしゃるので一概には言えません。

しかし、クレジットカードの枚数が極端に多いと利用枠を低くせざるを得ないために、使っていないカードはJCBプラチナの申し込み前に解約しておくと、審査に落ちる可能性を減らせると言えるでしょう。

JCBプラチナの口コミと評価

JCBプラチナの入会条件はさほど厳しくなさそうです。

JCBプラチナが安すぎるので、他のプラチナカードは相対的に割高感が出てしまいます。

収入がいくら、というよりもきちんとした実績があれば作れるプラチナカードと言えそうです。

JCBザ・クラスとの違い

今までJCBのプラチナカードと言えば、JCBザクラスだけでしたが、JCBプラチナの登場によって2枚の差にはそこまで大きなサービスの開きはありません。

種類 JCBプラチナ JCBザクラス
年会費 25,000円 50,000円
インビテーション 不要 必要
特典 上記で記載した特典内容 メンバーズセレクションのみ

年会費25,000円でメンバーズセレクションのみの違いとなっています。インビテーションが必要となるプラチナカードであるため、希少性はしっかりとありますし、メンバーズセレクションだけでも年会費の差額である25,000円の元は取れるので損はありません。

しかしながら、まずはJCBプラチナを段階的に踏んでも、決して不満はないと言えるでしょう。

まとめ

今まで、JCBザクラスのインビテーションを待っていた人にも、まずはJCBゴールドからのランクアップとしてJCBプラチナを所有する人も増えてきました。

後発のプラチナカードとして、他のプラチナカードと比較してもまったく遜色のない、むしろお得なプラチナカードと言えます。

日本初の国際ブランドであるJCBプラチナカード、ぜひ気になった方は以下の公式サイトで詳しくご覧ください。